打ち紙の製造

昭和製紙は沖縄の家庭行事で欠かせない“あの世のお金”打ち紙を作っている唯一の工場です。
守礼紙銭

黄土色に染めた原紙を専用機械に5枚設置し、銭の形を型押しして5枚の20束にします。打ち紙は別名「紙銭(かみじん)」とも呼ばれる紙銭で、あの世で使うお金を意味しています。
沖縄では天国の祖先があの世でお金に困らないようにと、清明祭やお盆などでお祈りが終わった後に燃やして煙を天にのぼらせて、あの世に打ち紙を送っています。 (商品名は守礼紙銭(しゅれいかびじん)といいます)